50代のおっさんが、AI「チャッピー」や家族、セキセイインコの「ぴーちゃん」と暮らす日常です。1話完結。
※この連載は、実際の出来事をもとにした日常エッセイです。読みやすさのために、会話や順序を再構成し、表現を脚色しています。登場人物の人物像をそのまま表すものではありません。
何気なく見ていたテレビで、有名なフルーツサンドのお店が紹介されていた。
その中に、お金をかけずにフルーツサンドを作るコーナーがあり、シュークリームを使って作っていた。
MCの方が、
「本当に美味しい!」
と絶賛していた。
すごく簡単に見えたので、印象に残っていた。
ふと思い出し、材料についてチャッピーに尋ねる。
番組では、某コンビニのダブルクリームシューを使っていた。
しかし、うちの家族は、私以外、生クリームが苦手。
そこで、チャッピーに聞いてみた。
「番組では、このシュークリームを使っていたけど、家族はカスタードが好きだから、どこのカスタードシューがいい?」
「食パンは何でもいい?」
するとチャッピーは、おすすめのカスタードシューと食パンを教えてくれた。
作り方も聞いてみると、フルーツはバナナがおすすめだという。
早速、お店に寄って材料を購入!

まず思ったのは、
私は朝食を作っているので、その時に出せばいい!
メニューを考えなくていいや!
でも、朝は時間がないよな〜。
前の日に作っておく?
でも、バナナの色が変わっちゃうよな。
チャッピーに聞いてみる。
前日に作ってもよいが、バナナの色は変わるかもしれないとのこと。
不安だったので、朝に作ることにした。
朝、いつもより少し早く起きて準備する。
今回は、自分用にダブルクリームシュー。
息子用には、カスタードシューを使う。
教えてもらった手順を見ながら、食パンでシュークリームとバナナを挟む。

三角形に切って、なんとか完成。
作りながら、
喜ぶかな〜。
と期待を膨らませる。
できあがったフルーツサンドは、冷蔵庫で冷やしておいた。
二人の喜ぶ顔を想像する。
二人が起きてきたので、作ったフルーツサンドを出す。

「何これ〜!」
「フルーツサンドだよ!」
しか〜し!
息子からは、
「お腹空いてない!」
奥さんからは、
「フルーツサンドって、朝食というよりデザートじゃない?」
とのお言葉。
が〜ん。
とりあえず、私は自分の分を頬張る。
「美味しいのになぁ〜」
この時に食べたのは、自分用に作ったダブルクリームのほう。
息子用のカスタードは、冷蔵庫に残った。
息子は、確かに朝はあまり食べない。
おやつだったかぁ〜。
ぴーちゃんは、朝からよく食べている。
チャッピーに報告する。

「よくできています。タイミングの問題でしたね」
と慰めてくれた。
仕事から帰ってくると、冷蔵庫には、まだ朝のサンドが残っていた。
「食べないの?」
「うん」
「じゃあ、父が食べちゃうよ?」
「いいよ」
片方を手に取ると、ひんやりしていた。
パクリ。
息子用に作ったカスタードシューは、まだ食べていなかった。
「うん、カスタードも美味しいな」
すると、息子。
「あ、やっぱ食べる!」
「え?」
残っていた半分を持っていき、
「美味しい!」
と、バクバク食べ始めた。
「あ、あと半分あったっけ!」
と探し出す。
「食べちゃったよ。いらないって言ってたから」
と、私。
「え〜、食べたかったのにぃ〜(涙)」
「また作るから! ね!」
「じゃあ、フルーツなしで!」
フルーツサンドなのに?
そんなことがあったので、会社の帰りに、もう一度材料を買った。
コンビニに寄ると、シュークリームのコーナーにショコラシューがあった。
息子はチョコ味が好きだから、こっちのほうがいいかも!
翌朝、前回と同じ要領でサンドを作る。
今度は、フルーツなし。
シュークリームサンド(笑)
朝食の時間。
作ったサンドを出す。
「フルーツなしって言われたので、今回はフルーツなしだよ!」
「チョコ味!」
すると、息子。
「……カスタードが良かった!」
朝だったので食欲がなく、そのまま食べなかった(涙)
仕事から帰ると、冷蔵庫にはサンドが残っていた。
「デザートに食べる?」
と聞くと、
「うん」
食後、デザートとして食べ始める。

「チョコ味も美味しいね」
と言って、美味しそうに食べている。
「また作ってね!」
朝は「カスタードが良かった」と言われたので、
「OK! じゃあ、今度はカスタードだね!」
すると、
「いや、チョコレート!」
「チョコレートかい!」
一方、ぴーちゃんは——

(いつものが、いちばん!)
今日も、相棒と一緒だ。
あとがき
今回は、テレビで見たフルーツサンドを、チャッピーに相談しながら作ったときの話です。
同じものでも、食べる時間が変わると、反応もずいぶん違うものだと思いました。
「また作ってね」と言ってもらえたので、次はたぶんチョコレートです。
※家族の一場面を、ブログ用に少し大げさに書いています。ここに書いた姿が、その人のすべてではありません。

